身整式とは

身整式とは

変形性膝関節症・股関節症、側弯症の改善を目指す運動学

身整式は、姿勢と筋肉の働きに着目した運動法です。

膝や股関節の痛み、側弯症、慢性的な腰痛などに対し、 身体の土台から整えることを目的としています。

身整式のポイント

筋肉の「ふくらむ力」を大切にする

筋肉は「ふくらむ力」が、姿勢維持や関節の正常な状態に不可欠なのです。

ふくらむ力はインナーマッスルにその容量が多く、アウターマッスルは収縮する(縮む)力の方が勝っています。

そのため、スポーツの分野では、「リラックスして動く方が、力が出る」という表現を使うことがあり、リラックスがふくらむ力を優位にして、中心軸と下半身の安定感を確実にします。

即ち、重心はふくらむ力、筋肉の水圧で制御されているからです。ふくらむ力は毛細血管が筋肉内で密になっているから顕れるのです。これがインナーマッスルの毛細血管ほど密になっている理由なのです。

正常な関節、よい姿勢、変形の改善、慢性化した痛みの改善には、先ず筋肉の基礎的なふくらむ力を引き出す必要があるのです。

なぜ「ふくらむ力」が大切なの?

痛みがある状態で無理に筋肉を収縮させると、 かえって身体へ負担がかかり、 症状が長引いてしまうことがあります。

身整式では、まず萎縮した筋肉にやさしく働きかけ、 本来の支える力を引き出しながら、 身体全体のバランスを整えていきます。

期待される変化

  • 関節への負担軽減
  • 姿勢の安定
  • 動きやすさの向上
  • 再発しにくい身体づくり

身整式 4つの特徴

① 全身の筋肉バランスを整える
② 痛みがある方でも取り組みやすい
③ 幅広い症状への対応実績
④ 身体の変化を確認しやすい

なぜこのような特徴があるのか

加齢による関節の変形、姿勢の崩れ、側弯症には、必ず筋力の低下が挙げられますが、この筋力の低下の最大の問題は、実はふくらむ力の低下であることに注意が要ります。

しかし、一般的な運動療法は、どのような動作でふくらむ筋肉が活動するのか、見極められてはいません。身整式のリハビリ体操はふくらむ力に注目したものです。

身整式は、

  • フレイル予防
  • ロコモ予防
  • 側弯症への対応
  • 関節変形による不調改善サポート

を目的とした、独自のエクササイズ法です。

自分に合った「ふくらむ力」を引き出す身整式リハビリ体操を継続することは、健康寿命を延ばし、いつまでも自分らしく動ける身体づくりにつながる大切な習慣であると考えています。

身整式療法とは

身整式とは直立二足歩行をするヒトの身体を、 「抗重力―重心制御作用」という機能概念から、 「一個体としての統合的な骨格筋機能」を解き明かし、 「身体の歪むメカニズム」を明らかにした、 ヒトの身体における「運動学的神経生理概念」です。

その動的構造維持における筋機能を、

  • 体幹筋群(体幹軸―重心制御系)
  • 手足の筋群(動的手足―重心制御系)

「軸肢体」と「動的四肢体」という二つの根本機能に分けて精査することで、 「身体の歪むメカニズム」は明らかになりました。

その上で、従来の各手技療法である、 整骨法、オステオパシー、カイロプラクティック、 長生術、無痛バランス療法、均整法、操体法などが 実在してきた理由となる 「筋―関節―運動神経反応」による「効果法則」を、 合気道技法の理合を通じて明らかにし、 より合理的に体系化された 「調整手法」と「体操法」を持ったものが 「身整式療法」です。

身整式重心調整療法

「身体の歪むメカニズム」に則した手技体系

1. 体幹軸―重心制御系

A. 脊柱起立筋群調整法

(オステオパシー、長生術、 カイロプラクティック、 ボバース手法などから応用)

B. 呼吸筋群調整法

(長生術一般操作法、 ボバース手法、 シュロス法などから応用)

2. 動的手足―重心制御系

C. 四肢交差性筋群調整法

(無痛バランス療法などから応用)

D. 手掌手首・足関節・足指・巧緻筋群調整法

(オステオパシー、 ボバース手法、 操体法などから応用)

施術について

手足や体幹の筋肉に対し、 筋反射に基づいた優しい操作を行います。

強い矯正を行うものではなく、 小さなお子さまから高齢の方まで 安心して受けられる施術です。

身整式療法士について

身整式療法士は、 医療系国家資格を持ち、 身整式概念を長年学び、 合気道の稽古を継続している者にのみ 認定されています。

現在の身整式療法士
五上 浩司
五上 智之