身整式とは

身整式とは

変形性、膝・股関節症、側弯症の改善を目指す運動学

身整式は、身整式・徒手療法の特徴 「徒手療法の融合」に着目した運動法です。

膝や股関節の痛み、側弯症、慢性的な腰痛などに対し、 身体の土台から整えることを目的としています。

身整式・徒手療法の特徴 「徒手療法の融合」

変形性膝・股関節症・側弯症など、全身のバランスから整復する独自の徒手技法です。 身整式は「抗重力・重心制御作用」の筋機能という統合的・制御機構から、骨格が歪み変形していくメカニズムを見ていきます。(重心は一つに制御) 重心を一つに、安定・制御される人の身体が部分的に歪むことはありません。

側弯症や膝・股関節の変形症などレントゲン画像で確認できる変形の裏には、全ての関節にその代償性の歪みが潜みます。代償性レベルの歪みは画像には映りませんが、全身の関節を順番に検査していくと観察することが出来ます。ここを見逃して変形した関節のみ治療しても解決策にはならないことがあるのです。

全身の筋機能を順序立て見ていく歪みの検査法とこれを整復する徒手療法があることが身整式独自の技術です。ここが「身が整う仕組み」の「身整式」です。 この筋機能の原理から、あらゆる徒手療法を融合することが可能になりました。

徒手療法・施術前、施術後を、写真で確認できる技術に進化

身整式リハビリ体操のポイント

筋肉の「ふくらむ力」を大切にする

筋肉は「ふくらむ力」が、姿勢維持や関節の正常な状態に不可欠なのです。

ふくらむ力はインナーマッスルにその容量が多く、アウターマッスルは収縮する(縮む)力の方が勝っています。

そのため、スポーツの分野では、「リラックスして動く方が、力が出る」という表現を使うことがあり、リラックスがふくらむ力を優位にして、中心軸と下半身の安定感を確実にします。

即ち、重心はふくらむ力、筋肉の水圧で制御されているからです。ふくらむ力は毛細血管が筋肉内で密になっているから顕れるのです。これがインナーマッスルの毛細血管ほど密になっている理由なのです。

正常な関節、よい姿勢、変形の改善、慢性化した痛みの改善には、先ず筋肉の基礎的なふくらむ力を引き出す必要があるのです。

収縮力より、膨張力が、変形改善リハビリ運動の最大のヒント 現代医学は骨格筋が膨張する「ふくらむ」という事実をまだ認めていません。 身整式は膨張作用でリハビリ運動を組み立てます。まずここから!

現代医学は収縮作用でリハビリ運動を組み立てています。訓練の順序が違う場合が多い。 まず膨らんでいなければ収縮できる容量が確保できません。(油圧式シリンダーのように)

なぜ「ふくらむ力」が大切なの?

それは骨格筋が「シリンダー構造」という基礎の上に収縮が可能になるからです。骨格筋は筋繊維による収縮作用以前に、毛細血管による血流圧によって膨らんでいなければ収縮できる容量が確保できません。このことは昨今のロボット開発でも実証されています。

ロボット開発の人工筋肉は「油圧式シリンダー」 現在、ロボット開発のための人工筋肉は「油圧式シリンダー」を使います。(東工大、鈴森教授の研究)さらに、アニメの世界「装甲騎兵ボトムズ」では、ロボット用・人工筋肉を「マッスルシリンダー」と表現しています。

人の筋機能もマッスルシリンダー(毛細血管の血流圧による水圧機能)が土台だと理解できると、変形性関節症のリハビリも側弯症エクササイズも効果が顕れます。

期待される変化

  • 関節への負担軽減
  • 姿勢の安定
  • 動きやすさの向上
  • 再発しにくい身体づくり

身整式 4つの特徴

① 全身の筋肉のバランスを整える徒手療法
② 痛みがあってもやさしく取り組めるリハビリ体操の充実
③ 対症療法ではない幅広い症状への対応実績
④ 身体の変化を写真で確認できる

なぜこのような特徴があるのか

加齢による関節の変形、姿勢の崩れ、側弯症には、必ず筋力の低下が挙げられますが、この筋力の低下の最大の問題は、実はふくらむ力の低下であることに注意が要ります。

しかし、一般的な運動療法は、どのような動作でふくらむ筋肉が活動するのか、見極められてはいません。身整式のリハビリ体操はふくらむ力に注目したものです。

身整式は、

  • フレイル予防
  • ロコモ予防
  • 側弯症への対応
  • 関節変形による不調改善サポート

を目的とした、独自のエクササイズ法です。

自分に合った「ふくらむ力」を引き出す身整式リハビリ体操を継続することは、健康寿命を延ばし、いつまでも自分らしく動ける身体づくりにつながる大切な習慣であると考えています。

身整式「抗重力・重心制御作用」の筋機能とは

抗重力・重心制御作用には「二つの制御系統」があり、この制御作用に沿って身体は歪み、整復されるときもこの制御系に沿って整復されます。

  • 1.体幹軸・重心制御系
  • 2.四肢交差・重心制御系

重心制御作用から筋機能が理解されると、あらゆる徒手療法の効果が出るときの仕組みが解るようになり、整骨・整体・他の徒手療法を融合していくことが可能になります。

身整式・徒手療法の融合

「身体の歪むメカニズム」に則した手技体系

1. 体幹軸―重心制御系

A. 脊柱起立筋群調整法

(オステオパシー、長生術、 カイロプラクティック、 ボバース手法などから応用)

B. 呼吸筋群調整法

(長生術一般操作法、 ボバース手法、 シュロス法などから応用)

2. 動的手足―重心制御系

C. 四肢交差性筋群調整法

(無痛バランス療法などから応用)

D. 手掌手首・足関節・足指・巧緻筋群調整法

(オステオパシー、 ボバース手法、 操体法などから応用)

融合によって優しい徒手施術へ進化

手足や体幹の筋肉に対し、 筋反射に基づいた優しい操作を行います。

強い矯正を行うものではなく、 小さなお子さまから高齢の方まで 安心して受けられる施術です。

身整式療法士について

身整式療法士は、 医療系国家資格を持ち、 身整式概念を長年学び、 合気道の稽古を継続している者にのみ 認定されています。

現在の身整式療法士
五上 浩司
五上 智之